一番大切なもの

「『あなたは、心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい』これが、重 要な第一の戒めです」

マタイ22:37~38

私は、何十年も教会に通っています。神様を信じてますし、愛しています。 しかし、いのちを尽くして神様を愛していますか？と問われたら、「はい」と答えられません。

ある時、 「神様、あなたをもっと深く知りたいし、親しい友になりたいです。顔と顔を合わせて会話できるほどに親 しく交わらせてください。心を尽くして、いのちを尽くしてあなたを愛したいのです。」と祈りました。

すると、私が祈り終えた途端、次の御言葉が与えられました。

「神を愛すると言いながら、兄弟を憎んでいるなら、その人は、偽り者です。目に見える者を愛していない 者に、目に見えない神を愛することはできません」

1ヨハネ4:20

神様の応答は実に速やかでした。

ショック!でした。

私は告白します。私は、偽り者です。本当にそうです。人を憎むほどではなくても、兄弟を、また隣人を愛 せていない自分がいます。苦手な人がいます。または、条件付きでしか愛せない愛です。 神様と親しく交われない壁の原因は、ここにあります。 神を信じると言いながら、神の御教えの中心である「愛」の基本ができていない私は、神様を見ることがで きません。親しくなれません。そのことを教えられました。

「人は、行いによって義と認められるのであって、信仰だけによるのでは無いことが分かるでしょう」

ヤコ ブ2:24

最近、次の御言葉を暗唱していたところでした。

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反す ることをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人がした悪を心に留めず、不正を喜ばずに、真理を喜びま す。全てを耐え、全てを信じ、全てを望み、全てを忍びます。」

1コリント13:4-7

暗唱しながらも私にはこの教えを、一つも自然に実行する確信はありません。しかし、神様の命令ですから 行う必要があります。心の一新によって変えていただく必要があります。

「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私た ちの心に注がれているからです。」

ローマ5:5

祈り

父なる神様。一番大切なものを見失っていたことをお赦し下さい。あなたは最後まで残るものは愛だと言わ れます。神であるあなたを、心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして愛することができますように。 そして、あなたが与えて下さる愛を十分味わい体験し、あなたの愛を人々に流すまでに成長させてくださ い。私にはできませんが、育ててくださる神様はどんなことでもおできになると信じます。失望に終わらせ ないで下さる神様、感謝します。聖霊様、導いてくださることを期待します。イエス様の御名によってお祈 りします。

アーメン